アンダーソン・毛利・友常法律事務所

AMT’s FinTech Practice

更新日

2019年1月13日

業務分野

ファイナンス

FinTech

産業分野

情報産業・インターネット・セキュリティ FinTech

“Fintech”, a word originally created by combining “Finance” and “Technology”, was once an esoteric buzzword, but it is now so commonly used (in the media, published reports from the Japanese Financial Services Agency (the “JFSA”), and other organizations) that it has become firmly entrenched in our vocabulary. In Japan, as compared to other jurisdictions in the financial regulatory landscape, this is particularly true as the country may be one of the most advanced in Fintech.

Japan has actively introduced and developed legislation to manage developments in Fintech. As a part of regulators’ initiatives, on April 27, 2016, the JFSA announced the establishment of a “Panel of Experts on FinTech Start-ups.” According to the JFSA, the purpose of this Panel was to create a framework allowing experts to discuss possible measures to create a “FinTech ecosystem.” (For further details, see the link below.)
https://www.fsa.go.jp/en/news/2016/20160427-1.html

On September 26, 2018, the JFSA published a report entitled "For Providing Better Financial Services in the Era of Transition Financial Services Policy: Assessments and Strategic Priorities 2018”. One of the factors considered in the strategic direction and priorities for the 2018 program year was the changing environment of finance in light of "accelerating digitalization”. The publication also discussed seven initiatives for contending with the era of transition, and this includes the promotion of Fintech.

Fintech-related legislation recently introduced in Japan includes the following:

The Payment Services Act (the “PSA”) was amended to introduce registration requirements for “Virtual Currency Exchange Service Providers”. For purposes of the PSA, Virtual Currency Exchange Services has been defined to include any of the following acts carried out as a business: (i) the sale/purchase of Virtual Currency or exchanges for other Virtual Currency; (ii) intermediary, agency, or delegation services for the acts listed in (i) above; or (iii) the management of users’ money or Virtual Currency in connection with the acts listed in (i) and (ii). As a consequence of this definition, not only typical cryptocurrency (virtual currency) “exchanges”, but also, so-called OTC brokers are regulated as Virtual Currency Exchange Service Providers under the PSA. Moreover, operators of a platform for initial coin offerings ("ICOs") or consultants may be considered Virtual Currency Exchange Service Providers depending on their business structure. Since this amendment to the PSA became effective on April 1, 2017, 17 “exchanges” have been registered (pursuant to the list published by the JFSA dated January 11, 2019).
In March 2017, a bill to amend the Financial Instruments and Exchange Act (the “FIEA”) was enacted in the Diet. The amendments to the FIEA introduced, among other things, certain regulations concerning “High Frequency Trading” ("HFT"). The key feature of these amendments is the newly introduced registration system for “High Frequency Traders”. The entire HFT legislation including related subordinate regulations became effective on April 1, 2018. Ten corporations (nine of which are foreign corporations) have been registered as “High Frequency Traders” (pursuant to the list published by the JFSA dated October 9, 2018).
In March 2017, a bill amending the Banking Act was enacted in the Diet to regulate “Electronic Payment Intermediate Service Providers” and facilitate open Application Programming Interface ("API"). The amendments require entities to register with the JFSA in order to provide Electronic Payment Intermediate Services. Electronic Payment Intermediate Service Providers are defined broadly enough to include intermediaries between financial institutions and customers, such as entities using IT to communicate payment instructions to banks based on the entrustment from customers, or entities using IT to provide customers with information about their financial accounts held by banks. The amendments, including relevant subordinate regulations have come into force on June 1, 2018. Since then, 21 corporations have been registered as “Electronic Payment Intermediate Service Providers” (pursuant to the list published by the JFSA dated January 18, 2019).

Anderson Mori & Tomotsune has one of the leading Fintech practices in Japan. With extensive experience across all areas of Fintech, our skilled lawyers provide innovative, up-to-date legal advice to our clients in this fast-growing and cutting-edge industry. Because of our long history of success and proven understanding of new technology, our advice is regularly sought in Fintech-related matters, including applications for licenses and regulatory approvals for business start-ups, analysis of financial regulatory issues, development and marketing of innovative financial instruments, products and transactions, and consultations and negotiations with official regulatory authorities and self-regulatory organizations.

Anderson Mori & Tomotsune is a corporate member of the Fintech Association of Japan ("FAJ") (https://www.fintechjapan.org/).

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主として国内外の証券・金融案件で活躍しており、"International Financial Law Review"やChambers社の"The World's Leading Lawyers"といった刊行物にも「トップクラスのバンキング・ロイヤー」として掲載されています。また、わが国の金融法務に影響力のある機関である金融法委員会（事務局：日本銀行）の委員でもあります。金融商品取引法、銀行法等、投信法の金融関係の法令および金融取引の実務に精通しており、種々の金融取引・金融規制法に関する相談案件を多数手がけています。また、金融機関の検査対応についても指導を行っています。

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関端広輝

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事業再生・倒産案件では、上場会社を含む、製造業・金融業・不動産投資ファンド運営会社・海運会社・通信会社等の会社更生手続における管財人代理・保全管理人代理・スポンサー代理人・債権者代理人、製造業・ゼネコン・出版業・ゴルフ場・小売業等の民事再生手続における債務者代理人・スポンサー代理人・監督委員（補助者含む）を務める。その他、破産管財人、特別清算人・特別清算人代理を多数経験。M&A案件では、Distressed M&A(不動産投資ファンド運営会社・海運会社・旅館・ホテル等)や、会社分割および合併を用いた地方食品卸会社の経営統合をはじめ、事業譲渡、会社分割、株式交換、株式譲渡等の事案に関与した。

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粟田口太郎

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国内外のインターネット・IT・システム関連を中心に、個人情報保護・プライバシー（ヘルスケア・遺伝子を含む）、サイバーセキュリティ、AI・メタバース・宇宙衛星をはじめとする先端分野、経済安全保障、電波法・衛星ほか技術分野、EUサイバーレジリエンス規制ほか海外コンプラインアンス対応、クロスボーダー取引、知的財産案件（著作権・商標）を幅広く取り扱うほか、AI事業者ガイドラインWGほか経済産業省・総務省・内閣府ほか政府の有識者委員を多数歴任するとともに、個人情報保護委員会の各種調査を受託しております。インターネット関連では、SNS・クラウド・メタバース・オンラインゲームほかの各種サービス立ち上げ・海外進出支援、ドメイン紛争、セキュリティを中心に、個人情報保護法、資金決済法、プロバイダ責任制限法、電気通信事業法ほか各種業法規制への対応、IT・システムでは、システム開発、セキュリティ、オープンソースを含むプログラム紛争を中心にサポートしております。

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