テクノロジー法務
日進月歩で変貌してゆくテクノロジーとそれに合わせて深化する法的議論への理解を深めるべく、当事務所では、本年10月に書籍「テクノロジー法務」(中央経済社)を出版いたしました。
本書籍は、各分野におけるテクノロジーの専門家に対するインタビューに加えて、テクノロジーに関する法的課題を弁護士の視点で考察するというスタイルでまとめた新しい試みです。
《インタビューのテーマ》
- 序章.イノベーション:非連続こそがイノベーション
-栄藤 稔氏(大阪大学先導的学際研究機構教授)
- 1.人工知能:人工知能は「ヒト」を超えるのか
-栗原 聡氏(慶應義塾大学理工学部教授)
- 2.ビッグデータ:真に価値のあるデータを見極める
-藤巻 遼平氏(dotData,Inc.)
- 3.ロボット:目指すは日常を共に生きるロボット
-萩田 紀博氏(前・株式会社国際電気通信基礎技術研究所)
- 4.自動運転:自動運転はヒトに寄り添うクルマの究極形態
-松尾 芳明氏・佐藤 和明氏(トヨタ自動車株式会社)
- 5.仮想通貨(暗号資産):仮想通貨はやはり素人には難しい?
-本間 善実氏(日本デジタルマネー協会)・藤本 真衣氏(株式会社グラコネ)
- 6.ブロックチェーン:技術発展とニーズが創り出す秩序
-楠 正憲氏(Japan Digital Design)
- 7.匿名化・暗号化:今だから聞いておきたい匿名化・暗号化のしくみ
-高橋 克己氏(NTTセキュアプラットフォーム研究所)
- 8.サイバーセキュリティ:IoT世界の新たなサイバーセキュリティ
-坂尻 浩孝氏(株式会社Blue Planet-works)
- 9.仮想現実(VR):エンターテイメントだけではないものづくりに活かすVR
-嶋田 潤氏・村木 淳也氏(キヤノン株式会社)
- 10.再生医療:再生医療のビジネス化に向けて
-浅見 正弘氏(株式会社富士フイルム)
- 11.ゲノム編集:日本はまだまだ遅れているゲノム編集の世界
-白江 英之氏(前・一般社団法人バイオ産業情報化コンソーシアム)
- 12.宇宙産業:国境なき時代を見すえた開発を
-酒井 純一氏(宇宙航空研究開発機構(JAXA))
詳細については、こちらをご覧ください。 |
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本分野に精通する弁護士
廣岡健司
KenjiHirooka
東京
パートナー
国内及びクロスボーダーのM&A案件、コーポレート・ファイナンス案件を主な業務分野としています。公開買付、経営統合、カーブアウト取引を含む、国内のM&A案件以外にも、スタートアップ企業投資、知財契約取引、海外企業買収、海外現地企業との合弁事業の設立、多国籍にまたがるビジネスの立ち上げ、リスク管理対応等のサポートを行っています。
山口大介
DaisukeYamaguchi
東京
パートナー
主な取扱分野はM&Aを中心とする会社法務のほか、中国やアジアを含むクロスボーダーのM&A案件や合併事業案件に数多く関与しています。PFI等の官民連携案件、海外インフラ案件及び不動産開発案件にも精通しています。危機管理案件の経験も豊富です。
清水亘
WataruShimizu
名古屋
パートナー
(1)①特許・ノウハウライセンス契約、ソフトウェアライセンス契約、共同研究開発契約、開発委託契約、企業間の大型アライアンス契約等の知的財産取引、②特許侵害訴訟、職務発明訴訟等、及び、③産学官連携、ブランド管理、知財戦略へのアドバイス等の知的財産関連案件を幅広く広く取り扱っております。また、(2)最近は、アジア・新興国(特に、メインランドチャイナや東南アジア)の法務・知的財産業務を数多く手掛けております。(3)会社法、労働法等に関するいわゆる一般企業法務の経験も豊富です。
佐々木慶
KeiSasaki
東京
パートナー
金融取引、金融規制及び税務を軸として、幅広い分野にわたり総合的なアドバイスを提供しています。
特に、ストラクチャードファイナンス(不動産・債権)・PFI/プロジェクトファイナンス(太陽光発電をはじめとする再エネ案件を含む)、シンジケートローン、クロスボーダーのローン取引・ファンド取引、信託取引を得意分野としています。また、FinTech案件(資金移動業、前払式支払手段の発行、収納代行、暗号資産関連案件)の取扱経験も豊富で、国内外・大小を問わず、金融機関その他の金融関連サービス提供企業の新規事業の創出、スタートアップ/ベンチャー企業の支援(行政対応含む)を多数取り扱っており、クライアントのニーズ・カルチャーに即した迅速かつ柔軟なリーガルサービスの提供を行っています。
戸倉圭太
KeitaTokura
東京
パートナー
企業の合併・買収、合併・買収に関連するファイナンス取引や紛争処理(株式買取価格決定申立事件等)、コーポレート・ガバナンスの分野を中心に、一般企業法務を広く取り扱っております。証券会社のM&Aアドバイザリー部門に出向勤務した経験があり、上場企業の経営統合や株式非公開化案件等に多く関与してきました。とりわけ、クロスボーダー案件、IT・先端テクノロジー分野の投資・M&A案件に豊富な経験・知見を有しています。
河合健
KenKawai
東京
パートナー
・スタートアップから大手金融機関まで広くフィンテックに関連する各種のリーガルアドバイスを行っています。仮想通貨及びブロックチェーンに関して、特に多くの案件を取り扱うほか、仮想通貨業界団体の法律顧問を務め、また、行政機関の主催する勉強会や研究会の委員を務めるなど内外の公的機関等への政策アドバイスにも積極的に取り組んでいます。
・大手金融機関においてデリバティブ取引等の市場業務に約15年間従事した経験を踏まえ、金融規制法、デリバティブ取引、仕組商品、金融商品関連紛争等に関し、金融実務に即したアドバイスを行うことを得意としています。
・複雑な金融取引やクロスボーダー取引への対処が必要な倒産/事業再生案件を多く手掛けています。特に金融機関の破綻法制については、関連機関及び大手金融機関から多くの依頼を受けています。
・競争法分野における審判/訴訟対応、コンプライアンス体制整備についても広く取り扱っております。
中崎尚
TakashiNakazaki
東京
スペシャル・カウンセル
国内外のインターネット・IT・システム関連を中心に、個人情報保護・プライバシー(ヘルスケア・遺伝子を含む)、サイバーセキュリティ、AI・メタバース・宇宙衛星をはじめとする先端分野、経済安全保障、電波法・衛星ほか技術分野、EUサイバーレジリエンス規制ほか海外コンプラインアンス対応、クロスボーダー取引、知的財産案件(著作権・商標)を幅広く取り扱うほか、AI事業者ガイドラインWGほか経済産業省・総務省・内閣府ほか政府の有識者委員を多数歴任するとともに、個人情報保護委員会の各種調査を受託しております。インターネット関連では、SNS・クラウド・メタバース・オンラインゲームほかの各種サービス立ち上げ・海外進出支援、ドメイン紛争、セキュリティを中心に、個人情報保護法、資金決済法、プロバイダ責任制限法、電気通信事業法ほか各種業法規制への対応、IT・システムでは、システム開発、セキュリティ、オープンソースを含むプログラム紛争を中心にサポートしております。