当事務所は、国内外の多数の保険会社、保険代理店、保険仲立人など、保険市場に関わるさまざまなプレーヤーが直面するあらゆる法律問題について、保険業法その他の保険関係法令はもとより、金融商品取引法、独占禁止法、景品表示法、個人情報保護法、犯罪収益移転防止法などの適用法令、および実務上の慣行を踏まえながら、豊富な知識および経験に基づいた助言を提供しております。 当事務所には、金融監督当局への出向経験のある弁護士も複数所属しており、特に、保険会社に係る各種許認可の取得、保険商品の開発、約款などの基礎書類の改定、社内規程の作成・改定、法令など遵守態勢の整備、保険募集管理態勢の整備、苦情処理、不祥事対応、金融監督当局の検査対応などについて、金融監督当局の視点を踏まえた実務的なアドバイスを提供することが可能です。 また、再保険取引、資産運用・投資(不動産投資、マイノリティー出資、アセット・ファイナンス、ストラクチャード・ファイナンス、デリバティブ取引などのリスク・ファイナンス取引)を含む保険会社の多岐にわたる業務についても、コンプライアンスやリスク・マネジメントの観点を踏まえた助言を提供しております。さらに、保険相互会社の基金の募集や、保険株式会社の株式の発行その他の資金調達についても助言しております。 その他、保険事業に関する買収、合併その他の組織再編、業務提携、破綻処理、税務処理、訴訟・紛争解決など、他の業務分野にわたる案件についても、必要に応じて当該分野に通じた弁護士をチームに組み込み、ワンストップのリーガルサービスを実現しています。近年では、中国やインドをはじめとするアジア市場における保険会社の株式取得や合弁会社の立ち上げ、業務提携など、わが国の保険会社の海外市場への進出案件も数多く手がけています。