当事務所がパートナー長濱毅弁護士、森脇章弁護士、アソシエイト、中川裕茂弁護士による下記セミナーを主催いたします。


中国ではWTO加盟前後から、IT・広告などを行う中国民営企業のエクイティ・ファイナンスが活発化していますが、このような民営企業は主として、上海、深センなどの国内市場ではなく、NASDAQ、NYSE、香港、シンガポールなどの海外市場での上場を目指します。最近では、東京証券取引所での上場を目指す企業も出てきています。このように民間企業が海外上場を目指す場合に決まってとられるのが、いわゆる「レッドチップ方式」と呼ばれる、オフショアSPVを上場主体とするスキームですが、この一見普通化していると思われる「レッドチップ方式」も、万能ではなく、これまで中国の各種規制の影響を敏感に受けてきました。今年9月に施行されたばかりの新外資買収規定もこのスキームに大きな影響を与える可能性があるといわれています。


本セミナーでは、中国企業の海外上場や上場を目指す中国企業へのプライベート・エクイティ投資の実務に精通した、日・中の弁護士に理論・実務の両側面から中国キャピタルマーケッツの最新動向を報告していただくとともに、スペシャル・ゲストとして、新外資買収規定をはじめとする法令・政策の動向に通じている、商務部国際貿易経済研究院外資研究部の専門家にお越し頂き、中国のキャピタル・マーケッツの今後の方向性などについて議論を深めてみたいと思います。


有益な情報をご提供できるかと存じますので、是非ともご出席頂きますよう、お願い申し上げます。


テーマ：
「スペシャリストに聞く！中国のキャピタル・マーケッツ規制とその最新動向：Exitを見極めた効率的投資の実現に向けて」

日時：
2006年10月16日（月）　13：30-16:30

13：30-13：40
開会挨拶
長濱　毅（アンダーソン・毛利・友常法律事務所　パートナー弁護士）

13：40-14：10
「これまでの中国民営企業の上場スキーム」-今日的課題の確認-
森脇　章（アンダーソン・毛利・友常法律事務所　パートナー弁護士　北京事務所首席代表）

14：10-14：40
「中国キャピタル・マーケッツ規制の変遷」-そもそもなぜ海外上場なのか、なぜ「レッドチップ方式」なのか-
楊　育紅（北京中倫金通律師事務所　東京事務所　パートナー中国弁護士）

14：55-15：25
「新外資買収規定の中国民営企業エクイティ・ファイナンスに与える影響」
中川　裕茂（アンダーソン・毛利・友常法律事務所　弁護士）

15：25-16：10
パネルディスカッション「中国民営企業の上場スキームの今後」-新外資買収規定の問題点と今後有効な上場スキームの模索-
特別ゲスト： 金　伯生（商務部国際貿易経済研究院外資研究部　主任）
パネラー ：　楊　育紅/森脇　章/中川　裕茂
16：10-16：30
質疑応答


場所：
国際協力銀行本店9階講堂
（東京都千代田区大手町1-4-1、地下鉄東西線竹橋駅出口3b）

主催：
（財）海外投融資情報財団（JOI）、アンダーソン・毛利・友常法律事務所

後　援：
国際協力銀行

使用言語：
日本語

参加費：
無料

問い合わせ：
（財）海外投融資情報財団（JOI）

担当：
栗本様
TEL：(03）5210-3463
FAX:（03）5210-3456


セミナーの詳しい資料はこちらのPDFファイルをご覧下さい。お申込み、お問い合わせは上記の連絡先までお願いいたします。